グレ7に92位で初残留！＆限定智代子編成の型についての再考察
先日、限定智代子を使ってグレ7に初昇格した記事を書きました。
本日、その勢いのまま集計直前順位92位で初残留を決めることができたので、所感と限定智代子編成についての総括を書いて行きたいと思います！
（2019年10月21日当時の状況に基づいた記事になります）
もちろん、Pカップやバナフェスと開催時期が被り、上位ランカーの方々がグレフェスの手を緩めてくれたからこそ何とか出来た最終順位100位入りであると思います。普段はこのスコアだとギリギリ残留できるくらいだと思うので、更なる精進が必要ですね。
ちなみに、グレ7残留でも営業枠の拡張のみ課金という状況なので無課金の方でも参考になる部分があるかと思います。……と言いつつ後述の育成において3枠営業で稼いだヒーリングフルーツタルト(2個入り)やトラブル守りを結構使用しているので、営業枠課金は微課金でシャニマスをやろうと思っている方にも積極的に推奨して行きたいですね。Pカップでも銀称号狙いだと10万単位のファン数が重要だったりして、地味に活躍しました。
限定智代子編成の型について
まず、せっかくなのでグレフェス環境において見られる限定智代子編成の型について考察していきたいと思います。型は大まかに分けて以下の3つの型があると思います。以下、文字数を省略するため、【スリープオーバーベイビー】をSOBと略します。
①SOBのパッシブを積み、その分メンタル高めにしておく型。
まずポピュラーなのがこの型です。SOBの高倍率な2凸バフを使えることで、序盤にも高い火力を出せることが大きなメリットです。メンタルを高めにしておくことで、メンタルダメージUPが来てもリンクアピールまでの時間を保たせます。
デメリットは、メンタルダメージUPが確率で発動してしまうため注目度とメンタルダメージ倍率の両方に気を配る必要があり、メンタル管理がかなり難しくなることです。限定智代子では思い出リンクアピールに夜夜中バフを乗せたいのですが、メンタルが減りすぎて夜夜中が暴発してしまうとそれが厳しくなります。
②SOBのパッシブを積まず、代わりにメンタルを低めにしておく型。
次に考えられるのがこの型です。パッシブは【桜餅マスター……？】【咲耶と摩美々のぶらり旅】【駅線上の日常】などのメンタルダメージUPのないものに留めておき、パッシブやライブスキルの注目度UPを用いてメンタルを管理していきます。
メリットは、注目度のみに気を使えば良いためメンタル管理を行いやすいことが挙げられます。デメリットは序盤の火力が振るわないため、周囲が1〜4ターン目にあまり火力を出さないことを祈らなければならないことです。
なお、この型でも限定智代子の2凸パッシブは取得します。というのは限定智代子の2凸パッシブは[条件:4ターン以降]であり、基本的に5ターン目でリンク思い出アピールをすることを考えると被弾しても問題無いタイミングであるからです。
③【きまぐれのめぐみ】か【と〜りゃんせ！】でメンタルを調整する型。
メンタルを高めに設定しておいて、リンク思い出アピールを打ちたい場面で【きまぐれのめぐみ】か【と〜りゃんせ！】のライブスキルを使ってメンタルを減らし、夜夜中を発動させる型です。
メリットはかなり確実性の高いメンタル管理ができることが挙げられます。デメリットは、【きまぐれのめぐみ】の場合は夜夜中を凸した上で同じ摩美々サポートであるきまぐれも凸しなければならないこと、【と〜りゃんせ！】の場合はライブスキルの属性がVoであることが挙げられます。また、これらのライブスキルが少なすぎると狙ったタイミングで来なそうだし、入れすぎても手札事故に繋がるのでそこの調整が難しそうです。
以上がグレフェス環境で見られた限定智代子編成の型になります。
自分の戦術（育成面）
これを踏まえて、僕が取った戦術について述べていきます。
まず、自分の使った型は「②SOBのパッシブを積まず、代わりにメンタルを低めにしておく型」です。僕はそもそも2凸SOBも、4凸きまぐれ・と〜りゃんせも無かったので選択の余地がありませんでした。その上、【桜餅マスター……？】や【駅線上の日常】も持っておらず、それどころか3凸している非配布のDaのsSSRは夜夜中だけ、という……（しかも夜夜中も3凸だからライブスキルが取れない）笑
こんな中で、自分が少しでも育成において心がけたことを書いていきます。なお、グレ7昇格時の編成から作り直しているので、以前の記事と食い違う部分もありますがご了承ください。
[1]【メロウビート・スローダウン】の2凸パッシブを(ほぼ)全員に積む！！
メンタルダメージを負っていく上で、何かしら注目度上昇を含んだパッシブを積んでいく必要があります。しかし、【桜餅マスター……？】は未所持……となると次に候補に上がるのは【意地っ張りサンセット】と【メロウビート・スローダウン】でしょう。
このうち、自分は【メロウビート・スローダウン】の2凸パッシブを優先的に取得し、凛世以外の全員に積みました(凛世もSPが足りれば取りたかったです)。なぜなら……
・注目度UPの量が【意地っ張りサンセット】よりも多い！
【意地っ張りサンセット】は「Dance40%UP/注目度25%UP」ですが、【メロウビート・スローダウン】は「Dance33%UP/注目度33%UP」です。メロビはDaのバフ量では劣りますが、注目度UPの量においては優れています。
・発動タイミングが長い！
【意地っ張りサンセット】は[条件:3ターン以前]ですが、【メロウビート・スローダウン】は[条件:メンタル33%以上]であり、4ターン目もカバーしてくれます。また、リンク思い出アピールのタイミングで鳴いたとしてもそこまで邪魔ではなく、火力を地味〜に伸ばしてくれます。
・最初の弱バフが[条件:結華]だから発動しなくて助かる！
サポートアイドルの最初のスキルパネルはアイドルが同じユニットにいることが発動条件となりますが【メロウビート・スローダウン】は[条件:結華]なので上手く発動条件を躱せます。これが【意地っ張りサンセット】だと[条件:樹里]なので発動してしまい、邪魔です。
……などの理由があるからです。まぁ、自分も桜餅と二者択一と言われたらそりゃ桜餅を選ぶと思いますが。笑
[2]パッシブを取る順番を工夫する！！
5ターン目の思い出リンクアピールのタイミングで上手く夜夜中が鳴いてくれる可能性を少しでも高めるために、パッシブの順番も極力工夫しました。すなわち、「夜夜中の2凸パッシブはパッシブの中では極力早めに取る」ことを心がけました。上限UPよりは優先度低めでしたが、それでもタイミングを選べる場合は極力早めに取っていました。
特に、【第2形態アーマードタイプ】の最初のスキルパネルの「Vocal7%UP [条件:5ターン以降][確率:20%]」は思い出リンクアピールのタイミングに被って本当にめちゃくちゃ邪魔なので、アーマード果穂のスキルパネルは必ず最後に開けるようにし、果穂のポジションもVi担当にしてこのパッシブが邪魔にならないようにしました。
[3]メンタル少し低めのアイドルを作る時は、せっかくなので感謝祭で育成する！！
限定智代子の型の部分でも述べたように、スリープオーバーベイビーを積まない型の場合、メンタルを低めにする調整をする必要があります。WINGだとSPを稼ぐのにトークを行う都合上、どうしてもメンタルが高めになってしまい、またWING準決勝・決勝に勝ってもメンタルが上がってしまい、普通にやっているとどうしてもメンタルが350付近になってしまいます。ラジオの収録で意図的にCatastropheを起こすことでメンタルを下げられますが、数週育成期間を削ってしまいます。
一方で、感謝祭ではSPを稼ぐのに必ずしもトークが必要でないことや、リハ・本番で勝ってもグッドメンタルさえ取らなければメンタルが上がらないことから、メンタル280〜300程度のメンタルちょい低めアイドルならかなり育てやすい環境となっています。センターの限定智代子、リーダーの【水色感情】凛世は感謝祭で作りました（持ち込み物資はヒーリンフルーツタルト(2個入り)とトラブル守り）。
自分の戦術（グレフェス立ち回り編）
次に、自分のグレフェスでの立ち回りについて述べていきます。
自分が今回使った編成はこちら。ポジションや能力値は前回と変わっていますが、ライブスキル自体は同じです。
Le【水色感情】杜野凛世
水色感情/咲耶と摩美々のぶらり旅
Vo【ストイックトレーニング】有栖川夏葉
ストイックトレーニング/咲耶と摩美々のぶらり旅
Ce【かきまぜたら＊ミルク】園田智代子
かきまぜたら＊ミルク/かきまぜたら＊ミルク＋
Da【バッドガールの羽ばたき】西城樹里
バッドガールの羽ばたき＋/咲耶と摩美々のぶらり旅
Vi【第２形態アーマードタイプ】小宮果穂
第２形態アーマードタイプ/咲耶と摩美々のぶらり旅
まず、「咲耶と摩美々のぶらり旅(ライブスキル)」の代わりに「夜夜中ワンダーラスト(ライブスキル)」を入れる選択肢も全然あると思います、というか僕がそうしていないのは夜夜中が4凸していないからです。
夜夜中ワンダーラスト(ライブスキル)を使ったライブの流れについては、パパスPさんがTwitterに上げてくださっている動画が非常に参考になります。パパスPさんはグレ7上位ランク常連の型ですし、夜夜中の凸が完了している方にとっては正直僕の編成より圧倒的に参考になると思うのでぜひ一度観ておきましょう。
限定智代子 フェスマスター pic.twitter.com/n06bhUKqJV
— パパスＰ (@kyouyu_sango) October 14, 2019
……という訳で、僕の編成について「何で夜夜中(ライブスキル)使わないんだよ」というツッコミを皆様に封印していただいた上で、立ち回りの解説をしていきます。
以下、基本的に5ターン目にリンク思い出アピールを撃つのを前提として、特に書いていない場合は凛世・樹里・夏葉・果穂のアピールを1回ずつするよう狙っていくことを最優先とします。
マッチング時点
テンションとメンバーをチェックします。この時点で対戦相手が夏葉2人以上、もしくは甘奈2人以上なら「あ〜無理かもな〜」と思います。笑
逆に対戦相手がそれ以外の組み合わせなら、自分のテンションが低かったとしても勝ちの目は普通にあります。被弾が多ければテンションゲージの溜まりも早くなるし、それでも足りなそうなら「水色感情」を1〜4ターン目のどこかで使っておけば良いだけの話だからです。
1ターン目
PERFECT出している対戦相手が1人以下、という場合を除いて、基本的にぶらり旅を撃っておき審査員があまり満足しないようにします。
自分のテンションゲージが低く、かつ対戦相手がGOODばかり、という状況なら「バットガールの羽ばたき＋」「ストイックトレーニング」を撃って被ダメを増やしにかかるか、「水色感情」を使ってしまっておきます。
2ターン目
1ターン目の自分への被弾状況を見て、ダメージを増やさないと5ターン目ちょうどに49%以下まで行かなそうなら「バットガールの羽ばたき＋」「ストイックトレーニング」を打ちダメージを増やします。「第2形態アーマードタイプ」はダメージカットが付いているのでここで打つのは望ましくないです（が、そうしないとリンク思い出アピール打てないようだったら優先順位の関係上もちろん打ちます）。
1ターン目で十分ダメージを受けているようなら引き続きぶらり旅を打ちます。
3ターン目
同様に、ダメージを増やさないと5ターン目ちょうどに49%以下まで行かなそうなら「バットガールの羽ばたき＋」「ストイックトレーニング」を打ちダメージを増やします。「第2形態アーマードタイプ」も持続時間が2ターンなので、ここで撃てば4ターン目の審査員の強烈な攻撃を受けられてメンタルを大きく下げられるので撃ちどきになってきます。但し、後述しますが4ターン目にぶらり旅は撃ちたくないので、ここでぶらり旅を撃たないと4ターン目にぶらり旅を撃たざるを得なくなりそうならメンタルダメージが足りてなくてもここでぶらり旅を打ちましょう。
既に十分ダメージを受けているようなら引き続きぶらり旅を打ちます。なお、繰り返しになりますがリンク思い出アピールの達成が最優先なので、↑に書いてきたことを守るとリンク思い出アピールが打てないようなら普通に方針を破ってメンバーを埋めていきます。
4ターン目
「第2形態アーマードタイプ」が最も輝く時です。次のターンでメンタルを49%以下にしなければならないので、「バットガールの羽ばたき＋」「ストイックトレーニング」も撃てる展開なら撃ちましょう。
なお、このターンでぶらり旅を撃つことは避けたいです。なぜなら次のターンでの自分の思い出アピールの威力が下がってしまうからです。ぶらり旅を撃たなければリンク思い出が達成できないなら仕方なく撃ちますが、審査員が保ちそうなら6ターン目に思い出を打つのを延期することも検討しても良いと思います。審査員が保たなそうならぶらり旅を撃っていても5ターン目に撃ちましょう。
5ターン目
夜夜中バフが乗った思い出アピールを打ちます。悲劇的にもバフが乗らなかったり自分のメンタルを49%以下まで削りきれなかったら限定智代子の固有ライブスキルを撃ってお茶を濁しましょう。いずれにせよリンクアピールとなります。
なお、他のパッシブで欄が埋まってしまう事態を考慮しなければ、メンタルを初めて49%以下にしたとき夜夜中が2つ以上鳴く確率は、計算を簡単にするためにLeの夜夜中発動確率も30%とし、5人全員に夜夜中バフを積んでいるとすると、
で約47.2%とそこそこの値になります。まぁ、実際には3つ以上鳴かないと火力的に厳しかったりして、その場合は確率は約16.3%まで下がるんですけどね……。笑
6ターン目
5ターン目に思い出リンクアピールを撃てていなかったら撃ちます。もし思い出リンクアピールを撃っても審査員が残っているようなら、誰かのリンクアピールを使って攻撃していきます。
7ターン目
ここまで来ることはあまりないので、後は臨機応変に。
という感じです。5ターン目にちょうどメンタル49%以下に持ち込めた割合は、体感的に4割前後ってところでしょうか。限定智代子編成は「高速環境に対応したぶらり」と言えるので、やはりどうしても試行回数は必要になってきます。
最後に
ここまでグレ7に残留するために工夫してきたことについて書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。やはりグレフェスは最終的に運ゲーになってしまいますし限定智代子編成は特にそうなりがち……というかそうなるのを避けられませんが、でもその中で出来るだけ運に依存する部分を削っていくのがプロデューサーの腕の見せ所だと思っています。これでも一応、グレ7昇格時点でフェスチケットは使い切ってしまっていたので、プロデュースで貰えるフェスチケットを除いては基本的に自然回復分だけで残留点出せています。もし感想等あればぜひいただければと思います。
ちなみに、次の「審査員の攻撃が1人に集中する」フェスイベントは調整が難しそうなので降格に甘んじるかもしれません……(苦笑)
